三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

『現代ピアノ演奏法』

著者: ライマー=ギーゼキング   (井口秋子訳)

出版社: 音楽之友社     読書年:1972(昭和47年)

印象に残った言葉: 小さい部分がよく研究されたなら、さらにもうひとつの小部分(かならずしも、あるフレーズの終りまででなくてよいのである)を手がけ、そしてこの第2の部分をも、最初同様注意深く研究する。これらの部分が3つ4つ集まれば、ひとつの関連ある楽想ができ上がり、今度はこの楽想をまとまりをつけて練習できるわけである。

・・フォルデスの『ピアノへの道』とともに少年時代に読んだ「2大」ピアノ演奏書と言える。フォルデスからは練習の仕方を教わった。ライマーからは、どんなパッセージも小さい部分の集合体であること、つまりこれも練習の方法を教わったということになる。今日の私の実践の基本のひとつとなっている。