三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

演奏の時代

著者:福永陽一郎     出版社:紀伊国屋書店

読書年:1983(昭和58年)

印象に残った言葉: いつか遂には、“演奏”も創造行為としての主体性を失い、人間にとって、音楽行為とは“聴く”ということだけにしか意味がなくなるのかも知れません。

・・・ガンサー・S・ステント『進歩の終焉』で述べられている「芸術と科学の終り」についてこの本のおかげで知ることができた。しかし作曲は終わりなのだろうか。演奏については、Yuutube で気軽に音楽を楽しむ時代になり、そろそろ可能性は出尽くしているようにも思えるが、創造にはまだ可能性があることを信じたい気もする。