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三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

音樂の正体

著者:渡邊健一    発行所: 株式会社ヤマハミュージックメディア

読書年: 1997年(平成9年)

印象に残った言葉: 音楽はここ100年、新鮮さを出そうと試みてきた。それは電子楽器や民族楽器の導入による音色革命以上に大きな影響力を持ってきた、と言えるだろう。しかし、何となく手づまりだなという印象はぬぐえない。「平均律」遺伝子が注入された時と同じように強力な新遺伝子がやはりまた必要な時代に来ているのだろうか? だとしたら、これから迎える21世紀、私達は大変幸せな時期に生きていることになる。

・・・その21世紀になってもいっこうに音楽が新しくなる予感がないのですが、150年周期説ということを考えるとそろそろ新しい流れが見えてきてもいいような気がします。この本は、音楽の「構造」を理解することでその「正体」を明らかにできるという内容ですが、たとえが面白く、非常に分かりやすい。こういう感じで大学の授業も説明してもらえたら「和声」などももっと楽しく勉強できたのになあ、と若いころの勉強を思い出したりしました。