読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

幻想としての文明

著者: 栗本慎一郎    出版社: 講談社

読書年: 1991(平成3年)

印象に残った言葉: 近代社会は一元主義を好み、受動的なる思考を好んだ。一方で理性の目覚めや精神の自立をうたいながら、実は他方で思考のパターン化を要求していたということもできる。

・・・栗本氏の著書はたくさん読みました。有名な「パンツをはいたサル」を始め「入り口を間違えた日本」「狂気はここに始まる」「狂気が狂気を生んだ」「ユダヤがイスラムを生んだ」「都市は、発狂する」など。特にこの「幻想としての文明」で経済人類学という学問を知ったことが大きく、文明と文化について考えるきっかけとなったように思います。栗本氏が司会をしていたTV番組「The Debate」をよく見ていました。ここで優勝した潮匡人氏は今では立派な評論家。たしか審査員には猪瀬直樹氏もいたように記憶しています。音楽だけでなくいろいろな分野の勉強をしていた、懐かしい時代です。