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三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

百年分を一時間で

著者: 山本夏彦    発行所:文藝春秋

読書年:2001(平成13年)

印象に残った言葉: 文に二種類あります。売ってはならぬもの、売るものの二種です。本来文は志を述べるもので、売るものではありませんでした。だから文筆業という職業は、江戸時代まではありませんでした。文士は明治になって、武士という言葉からの造語でしょう。それまでは「戯作者」「筆取り」、すこし学のある人は操觚者、と書きました。

・・・『誰か戦前を知らないか』の続編。私は「昔は良かった」という種類の人間ではありませんが、歴史から学ぶことは大切だと思っています。人間と社会の基本的なところはそう変わっていないと思うからです。