三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

個性を持って貴しとす

著者:日下公人    発行所:プレジデント社

読書年:1991(平成3年)

印象に残った言葉: 次に、「個性」と「目標」について述べてみたい。自分の人生のハンドルをしっかりと握れても、行先の「目標」を具体的に決めていかないとことにはアクセルの踏みようがない。しかも、ここで重要なことは、漠然とした目標ではなく、かなり具体的な目標を設定しなければならないということである。

・・・日下氏の著書で最初に読んだのは「新・文化産業論」で、これはかなり面白い本でした。「第5次産業」についての記述や、東洋の文明や文化がかつては素晴らしいものであった、などの内容を記憶しています。さて、この本では「知識」や「協調性」よりも「個性」の方が最大の武器になる時代がもうそこまで来ている」といった内容のことが書かれていますが、私が印象に残ったのは前述のような「目標」の立て方。よく「誰かに背中を押してもらわないと動けない」と言う人がいますが、それでは何もできないような気がします。とにかく何か目標を作って歩き出すこと。そうすることで明るく、健康的に生きていける、そんな気持ちをこの本を読んでから持てるようになりました。実は昨年7月にある病気で入院し、手術を受けたのですが、そのあと医師と相談して栄養指導を受けることになりました。その時の栄養士さんの言葉に「目標を決めてここ(日程表)にご自身で書いて下さい」というものがありました。これが結構効果的で、現在はかなり健康を回復できたように思います(しかも体重が20年前に戻りました)。やはり「自分で何かを決定する」という経緯が大切なのだと思っている今日この頃です。