読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

危機日本の「変われない病」

著者:宮本政於     発行所:講談社

読書年:1999(平成11年)

印象に残った言葉:妬みで他人を叩く、これはその社会の病理を映しているといってもよい。しかも妬みは、国民の関心を「出る杭」に向けさせることにより、不満の矛先を逸らすという一種のガス抜きという効果まである。繰り返しになるが、日本は集団主義であり、共産制をとっているといってよい。この共産制を維持するために「妬み」を取り入れる、これほど賢いシステムは世界広しと言えども日本だけだろう。

・・・宮本氏の著書も何冊か読みました。この人の意見には賛同できる点が多いとは思いますが、さすがにこの人のように生きるのは難しいと思います。昔ある組織のことで私の先生に相談した時「君それはうまく泳いでいくことだよ」と言われたことは忘れられません。ただ、批判精神を持つことは必要。悪いことを指摘できない状態は社会として良くないと考えます。大事なのは、どうやってそれを自分が属している集団や社会に伝えるか、という方法論を考えることですね。

f:id:wtp-piano-researcher:20170219071841j:plain