三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

小さな悪魔の背中の窪み

著者:竹内久美子    発行所:新潮社

読書年:1995年

印象に残った言葉: ある特定のHLAの型を持っている人は、それと相関の強い自己免疫病をなるべく発病しないよう(ということは、そのきっかけとなる病原体に出会わぬよう、あるいは何か発病を促すような状態に自分の体調をもっていかないよう)、行動などをコントロールさせられる。つまり、コントロールのための行動パターン、性格などがHLAと関連して進化してきているのではないのか。

・・・遺伝子、血液型などについて科学的な考察が述べられており、非常に興味深い内容でした。ある自分の行動について「なぜこういうことをしてしまうのかな」と思うことはあります。それが何らかの病原体を避けようとしているとしたら、生き物というのは大したものなんだなあ、と考えてしまいます。