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三國正樹の『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

音楽キーワード事典

著者: 東川清一・平野昭    発行所:春秋社

読書年:1998年

印象に残った言葉:唸りに関連して重要なのは、二つの音のあいだの振動数の差が2であれば、それによって生ずる唸りも1秒につき2回生ずるということです。したがって440Hzの音の場合、442Hzとのあいだに秒速2、443Hzとのあいだに秒速3の唸りを生むことになります。したがってまた二つの音が完全なユニゾンをなすや否や、唸りは生じなくなるのです。

・・・音楽はその昔「リベラルアーツ」のひとつであり、立派な学問だったのですが、音「学」ではなく、音「楽」になったということをもっと知る必要があるのではないでしょうか。調律に関して演奏者は知る必要がありますし、できる限り、音合わせは自分で行うのが望ましいと思っています(チェンバロ奏者のように)。私が調律師を呼ぶときは主として整調・整音が目的でして、その作業を見ながらいろいろ学ぶのは楽しい。ピアノは1700年頃に作られ、現代までにいろいろな発達過程がありました。そういうことを勉強するのも演奏にとって有益であると考えています。