三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

メディアと芸術

著者:三井秀樹     発行所:集英社

読書年:2004年

印象に残った言葉:もっとも、すでに音楽の世界では、かつてのレコードは一般のミュージック・ショップでは完全に姿を消し、CDやMDにとって代わられた。ビデオはデジタルのDVDに代わり、時期のビデオテープが衰退していくのももう時間の問題であろう。(中略)ところがデジタルでは、文字はもちろん音声や画像・動画などさまざまな形式の情報が、0と1の二進法でデジタル処理をされ、いわゆるハイパーテキスト形式によって、同じように処理される。このデジタル化により、文字・音声・画像が一括してインターネット上で扱えるようになり、それらが融合したマルチメディアが実現したのである。

・・・2017年3月現在、私の住んでいる町にミュージック・ショップは見当たらなくなりました。子供の頃は「レコード店」に行くのが楽しみだったのですがそんな時代はもう遠い過去。クラシックの分野ではCDも店頭での販売はもはや稀で、インターネットでの注文やダウンロード型になっているようです。若い人たちはCDなど買わずYoutubeで見たり聴いたりしています。私のような古いタイプの人間から見ると、何だか有難味が無くなったなあという感じがする反面、皆が同じように音楽を楽しめるのはいいことかも、という気もしている今日この頃です。