三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

語源のたのしみ

著者:岩淵悦太郎     発行所:河出書房新社

読書年:平成元年

印象に残った言葉:老獪――(ニ)わるがしこいこと。「老」は世慣れしていること、「獪」は悪がしいこと。世間の経験をたくさん積んで悪がしこいのが「老獪」である。「老獪なやり方」「老獪に立ち回る」「老獪ぶりを発揮する」のようにも使う。

・・・原書通りの引用です。ところでかつて自分の仕事ぶりのことを「わたしは老獪なのでああいう人間たちにはだまされない」と言っていた人がいました。こういう言い方をして大丈夫かなと思っていたところ、案の定その人はある事件に巻き込まれれ定年を待たずに退職することになってしまったのです。やはりこういう評価は他者によるものであって、自分から言うものではないのだな、と強く感じたものでした。