三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

私立大学はなぜ危ういのか

著者:渡辺孝      発行所:青土社

読書年月:2017年5月

印象に残った言葉:しかし、高等教育の課題はそれだけではない。高等教育は教育の最終段階であり、それに見合う「質」の高さが当然求められる。我が国社会は大学に、より高度の人材養成を強く求めている。そのため大学には従来の伝統的な教育内容・方法を超えた学生達の「付加価値」を確実に求められるような教育が求められている。こうした意味において、現下のわが国高等教育政策の最大の課題は、大学の質をどう保証あるいは確保していくかという、いわゆる「質保証」の問題であろう。

・・・戦後の大学の質保証は「大学設置基準」と「入学者選抜試験」という二つの装置への依存度が極めて高かったということが書かれています。特に後者の重要性は欧米諸国と比べてかなり大きいということが重要。

・・・現在、ある仕事の関係でこういう内容の本を何冊か読んでいます。大学の質をどのようにして維持・向上させていくか。これが現在の課題となっています。