三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

文系学部解体

著者:室井尚      発行所:株式会社KADOKAWA

読書年月:2017年6月

印象に残った言葉:教養教育やリベラルアーツ教育が大切だというのは、それらの一つ一つの科目が、その人が普通に考えてきた人生を生き抜くのに役に立つとか、豊かにするからではない。そうではなくて、さまざまな考え方を学ぶことで、自分がそれまで自由に考えてはいなかったこと、さまざまなイデオロギーや因襲に縛られていたということに対する「自覚」や「気づき」を与えてくれるから大切なのである。

・・・決まりきった目的に奉仕する「人材」を育成するというだけだったらそもそも大学などいらない、という記述もあります。たしかに大学は職業訓練学校とは違うはずだと思います。自分で物事を考え、判断する能力は大学生活の中で培われるものでしょう。若いうちにいろいろな価値観を知ることは大変重要な事だと思っています。物事の考え方は人それぞれ。そういうことを知るのは大事だと思います。