三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

作曲家◎人と作品 ドヴォルジャーク

著者:内藤久子      発行所:音楽之友社

読書年:2014年

印象に残った言葉:ドヴォルジャークはきわめて率直で自然を大いに楽しむ方です。スピルヴィルを訪問している間も、小さな森(果樹園)を通り、川の土手に沿って歩く朝の散歩を日課とし、鳥のさえずりを何よりも楽しんでいる様子でした。実際に散歩に出かけた初日に、赤い羽を付けた、ただ翼だけが黒ずんでいる妙な鳥に興味を引かれたようでしたが、そのような鳥のさえずりは、弦楽四重奏曲第3楽章のテーマを大いに鼓舞するものとなったのです。

・・・コヴァジークの言葉より。弦楽四重奏曲「アメリカ」は名作だと思います。

・・・ドボルジャーク(「ドヴォジャーク」と表記されることが多くなってきたようですが)の作品で大好きなのは「ピアノ協奏曲」「ヴァイオリン協奏曲」「チェロ協奏曲」「弦楽四重奏曲(Op.16、Op.96)」「ピアノ四重奏曲第2番」などです。もちろん交響曲新世界より」も良い作品だと思いますが、もう何度も聴いてしまったので最近は遠ざかっています。

・・・何度も何度も聴く(聴かされる)といくら名曲でも聴きたくない、ということはあると思う。例えばベートーヴェン交響曲第9番」。あの歓喜の主題ばかり切り取ってTVで流しすぎ。ビゼーの「カルメン前奏曲もです。安易に使用しすぎです。音楽作品に対して、もう少し敬意を払ってほしいと思うこの頃です。

・・・それならTVを見なければいいのではないか。たしかにその通り。そのうちテレヴィジョンは処分してしまうかもしれません。ただ、DVDで映画を見たいということはあるのでもう少し様子を見るとしますか。