三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

2018年問題と これからの音楽教育

著者:久保田慶一      発行所:株式会社ヤマハミュージックメディア

読書年月:2017年7月

印象に残った言葉:もう、おわかりですね。音楽大学を卒業したことは、プロフェッションの基礎資格を得たということです。いまは何らかの理由で、音楽から遠ざかっている人は、ぜひプロフェッションとしての音楽活動を再開してほしいと思います。休日には地域で何らかの音楽活動を始めてみてはどうでしょうか?

・・・教員養成大学と音楽大学の両方で学生の指導をされてきた著者。とくに前半に書かれている教員養成大学の現状は大変参考になりました。

・・・音楽のプロとは何か。音楽大学出身の私としては長年の疑問の一つです。「ワンコインコンサート」等の問題について指摘されていましたが、かと言ってチケット料金を高く設定しても肝心の聴衆が集まらなくては音楽会が成立しない。CDから音楽配信型に変化している現代において、音楽家の数は大して必要ないのかもしれない、という疑問は常にあります。

・・・地域での音楽活動ということについては考えられると思っています。ただ何が必要かというと地元で演奏会を開けばよいというものでもないし、現在考慮しているところです。