三國正樹 『読書記録』

今までに読んだ本の記録です。

「社会調査」のウソ

著者: 谷岡一郎      発行所:文藝春秋

読書年:2001年

印象に残った言葉:  実はもう一つ、隠されたテクニックが存在する。それは最後(後半)の質問に向け、前段部でわざといくつかの問題点を設けておくもので、「キャリーオーバー効果(carryover effect)」と呼ばれているものである。回答者はその前のいくつかの問題に答えるうちにある種の先入観を学習し、その結果としてターゲットである最後の質問に影響を与えるものである。

・・・自分は騙されやすい性格だとはわかっているので、こういう本をたくさん読みました。

・・・最近のマスコミの情報。ときどき「あれっ?」と思うようなニュースを見ます。ただ、忙しさでそれを検証している暇もないので、いつかわかるだろう、くらいしか考えていません。

・・・この本の最後に「私に調査企画を指揮させてくれたら、どんな結果でも出して見せる」と書いてあり、なかなか面白い考え方だと思いました。序章では「世の中のいわゆる「社会調査」は過半数がゴミである」とも。この本で、様々な新聞等の記事を検証、その矛盾を指摘する内容はさすがと思わせるものがあり、こういう意見はいつも参考にしたいと思っています。